2011/05/31

ライブ映像と、告知。



さて、このブログはケモノノキッッチンと言うからには、
ケモノガレというバンドとカラマリキッチンというキッチンのその両方、
その両方の出来事やなんかを書き記す。これが正解かと思いきや、
当初はそのつもりでいたが、
やはりそこは常々状況は刻一刻と進化するもので、
生きている限りは逆に後退しちゃマズイし、後退したくないし、
後退するような気配を察知したら、
ここぞとばかりに踏ん張って前に進まなきゃいけないわけで、
そんな気配に気づかんなきゃ元も子もないわけで、
そんな気配を察知する為にも、出来る限り意識的に、
自我とそれを取り巻く状況を客観的に見つめてなきゃいけないわけで、
そもそもがそんな気配を察知する事に意識を向けるよりも、まずは、
前を見据えていたい。生きるって大変だよね。大変だから生きてるんだよね。
いや、何が言いたいかと言うと相変わらず遠回しですが、
最近バンドとりわけケモノガレのネタが多いこのブログに、
自ら物申そうかと思ったんだけど、
あんまり気にしてないから、もういいかな。
そもそも、意識や気配やなんか気にして毎日生きてないしね、
どちらかというと最近は、
衰えゆく体力について考えてるね、言いたくないけど。

よし、知らせたい事を端的に書こう。映像について書きたいんだ。
そもそもこのブログ自体、ケモノガレやカラマリキッチンどうこう以前に、
自分という人間を晒しているようなものだからね。
わたくしはこういう人間ですと。こうやって考えたりこうやって悩んだり、
誰に向かって話すわけでもなく、不特定少数に向かって、
多少は興味を持ってもらうべく、ブログ手段を使って、こういう人間ですと、
高らかに宣言して、宣伝して、ただそれだけ。
本当か?嘘ではないだろう、たぶん。映像について書きたいんだ。

最新の、今年入って初の、むしろ新たに動き出したケモノガレ初の、
映像が届きました。制作は"mmfilms"です、ありがとう。
ここでなんやかんや説明するよりも聞くよりも一見の価値ありって事で、
まずはご覧になっていただきたい。観てほしい。凄いから。
映像って特にライブ映像ってわかりやすいと思うんだけど、
ライブってその時その場所でしか味わえない臨場感ってあるけど、
こうやって映像化されたライブを観ると、それはまた別の臨場感、
それこそ現場では味わえない、別の臨場感が。
ただの記録ではなく、そこに編集を加えて、あ、スパイスともいう。
映像という表現手段、そこには確かにバンドとは別の、
バンドという素材を使った表現が。
なんというか、例えば映像化されて初めてその時の表情が見えるわけで、
これはライブ中にはない、別の臨場感。違った角度から見た、臨場感。
何よりも単純に、ライブがかっこよく映像化されて嬉しい。
エムエムフィルムズ万歳。次回のフリージャムは6月17日、金曜日、万歳。

さりげなく告知も済ませたところで、今日は寝ます、また明日。それでは。

2011/05/23

フリージャムとガッパオライス。



五月のフリージャムから三日が経ちました。少し、振り返ってみよう。
写真はピープルジャムですね。使えないケータイ、アイフォンで撮影。
未だに自宅PCとの同期が出来ないので、これはこれで不便。
勿論、アイチューンにも繋がらないわけで、
じゃあこのケータイで何して遊ぶかって、電話とメールと、写真撮影。
これが面白い。撮った写真を加工して楽しむアプリを教えてもらってから、
写真をよく撮っては加工して、楽しんでる。面白くって。
勿論、上の写真も加工済み。加工する事によって得られる効果って、
味付けで言うところのスパイスというか、なくてもいいけど、あってもいい。
ないほうがいい時もあるけど、うまく効かせられればパンチが増すわけで、
大事なのは加減だよね、スパイス加減。何事においても、加減、大事。
と言っても別に、ふと思っただけの事で、
そんなスパイスのさじ加減に、日々、試行錯誤してるわけじゃなくって、
料理にしても曲作りにしてもライブにしても、イベントにしても、
大事なスパイスを忘れちゃいけないよねって、思って。スパイス、大事。

五月のフリージャムから三日が経ちました。ピープルジャムのライブは、
個人的には溝の口の時よりも良くって、なんというか、
破壊と構築で言うところの、破壊の段階を観てみたいと思いました。
いや、こんな事ばっかり言うと勘違いされちゃいそうだけど、
いつもこんな事ばっかり考えてるわけじゃないんだけど、
いま振り返ってそう思っただけで、
構築したものを自らバラして遊べるんだから、楽しいだろうなって。
そして構築段階のケモノガレはと言うと、予期せぬ破壊の方向に。
アンプのトラブル。これは良くない。言い訳にもならぬ。
アンプのトラブルに対処出来るぐらいの術は身につけとけって話で、
人様の前で演奏するんだから、ね。悔しいっす。
悔しさをバネに、とりあえずアンプ、直します。ゴメンナサイ。
つまりギターとアンプの接触不良により音が曲ごとに途切れたわけで、
このトラブルをエンターテイメントしきれなかった、そこが悔しいっす。
ブログ上で言い訳してるみたいだな、さっきから。スパイス以前の話。

フリージャムの会場であるムーブ、ここにはムーブマジックというか、
なんだかムーブ特有の空気があって、
ここでのライブは、ここでしかないライブのような気がする。
それはライブをやる時の心持ちだったり、テンションだったり。
ライブを観る側の時も思うけど、ハマれば凄くハマるというか、
なんというか、やっぱり特別な場所ですね。
歴史と言ったら大袈裟かもしれないけど、
ここで起きた数々の出来事というか、空気が、染み込んだ場所。
機材うんぬんじゃなく、そんな場所で鳴らす音は、そんな音に聴こえる。
まあ、これは、やる側の勝手な心持ちで、
鳴らさなきゃ元も子もないからね。鳴らさなきゃね。

それはそうと今回のフリージャム、例の、初の試みについて話そう。
今回、何が良かったかと聞かれれば、迷わずこう答えるであろう。
八幡スパイスダブロッカーズ(店名)、ベストアクト。
これぞイベントでいうところのスパイス、完売御礼、喜ぶ八幡太郎。
絶品ガッパオライスに、激安タンドリーチキン、おかわり続出、大成功。
なんだかんだ、あの時間にあんな手軽に異国の料理を頂けるなんて、
素晴らしい事だと思います。これは是非、毎回出店して、
逆にダブロッカーズのガッパオライスを食べに来たら、
もれなくライブも観れる、みたいな事に成りかねないフリージャム。
タンドリーチキン片手にライブも楽しめるフリージャム、みたいな感じで。

真面目な話をすると、次回は6月17日、金曜日、詳細未定。
もう一ヶ月切ってるのに詳細未定なのは、
まだ三日しか経ってないから。
あ、ガッパオライスは大丈夫。食べれます、きっと。
とにかく、ガッパオと音を楽しみに来て欲しいフリージャム、次回も是非。

2011/05/18

シャーベッツが解散する。

解散。なんて直接的な表現だろう。
この言葉が意味するところの終末感たら、ない。
それぞれの冒険は続くにしても、それはまた別物だから。
シャーベッツあの四人の化学反応はもう二度と体感出来ないんだから。
活動休止はキマリが悪いし、再結成なんて、緩過ぎる。
解散。これは決定的。シャーベッツ。
ブランキー解散、あの新聞の一面をぶち抜いた三人の姿。
当時の自分にとっては絶望的というよりは、衝撃的だった。
どちらかというと、悔しかった。
そんな悔しさからか、その後のシャーベッツのライブには、
よく足を運んだ。熱狂した。ベンジーがステージに登場した瞬間こそが、
自分の音楽的な青春を集約している。青臭いという意味での青春。
Tシャツもいっぱい買った。握手だって二度した事ある。
ライブ会場の喫煙コーナーで。それに、街中で見掛けた時は、
どうしたらいいか判らずにとりあえず小走りで追い掛けた。
そして立ち止まったベンジーにこう話し掛けた。ベンジーさんですか?
素っ頓狂な発言だった。手汗を握りしめ、握手して下さい、これが精一杯。
ギターだって当時は、耳コピして練習した。シャーベッツ。
ブランキーは最強だけど、シャーベッツは最高だった。
三輪バギーとか、シェイクシェイクモンキービーチとか、最高だった。
”愛はいらない、湿度だけで俺はいい”
この歌詞、未だに何が言いたいのかさっぱりだけど、
最高にカッコいい。いま聴いてもシビれる。
”シュークリーム、君にあげるよ、瞬きひとつせずに”
もう意味がわかんないんだけど、なんなんだろうこの説得力は。
静かな曲も大好きだった。シベリアとか、
頭の中は完全に、シベリアへ向かう空の旅だった。
勝手にしやがれ、も。言い出したらキリがないけど、
そんなふうに音楽に対して純粋に心酔できた、青臭いあの時代。
人それぞれ、多かれ少なかれあると思うんだけど、
いろんな音楽に触れれば触れるほど、
ひとつのバンドに対する熱狂は冷める。多面的に音楽を捉えるように。
むしろここ最近のアルバムは、聴いてなかった。むしろ、知らなかった。
それでも特別なタイミングでハマって、特別な時間を過ごしたバンド。
シャーベッツ。解散。
ラストライブには絶対に行きたい。特別なバンドだから。

そんなこんなでケモノガレは、結成してかれこれ五年は経ったのか、
合間があいたり、活動が緩やかになったり、活発になったり。
メンバーが変わったり。いろいろあったが、振り返るにはまだ早い。
それでも続いてる事、それ自体を、誇らしく思えるように、最近考えてる。
気持ちがすれ違ったり、言い争いをしたり、エゴが大爆発を起こしたり、
何かが起こるたびに何かを学び、そして過ちは繰り返される。
それでもこれでもかってぐらい考えては、踏ん張って、今に至る。
バンドを通して人間関係が形成されていった、ここ何年かの話。
なんとなく続いてるようで、必死で続けてるような、ここ何年かの話。
そして、新しい何かが始まりそうな、そんな予感がする、ここ最近の話。

今週の金曜日、もうすぐ。昨夜はスタジオにて新曲を作り、
明日の夜は伊勢崎町ムーブにて搬入兼リハーサル。
そして明後日は、出来れば見逃さないでもらいたい、フリージャム。
知っている人は、特に見逃さないでもらいたい。
なんでかって、特にこれといった理由はないけど、新しいスタートだから。

2011/05/12

昨夜のライブと、また告知。




ピープルジャムのレコ発から帰宅、寝ればいいのにまだ起きてる。
音の渦が頭の中でグルグル、止まらない。
それにしてもバンドは生き物って言うけど、ほんと、
身の回りの知っているバンドの変化というものは、
見てるだけで心地が良い。スカッとする。そして、驚かされる。
自分達の事はさておき、そんなバンドマン達が、これからも、
バンドやってますレベルを越えたところで当たり前のようにバンドを続けて、
それも本気で続けて、変化を見せつけてほしいと思う。バンド万歳。

と、ここまで書いたところで一日が経った模様です。寝てしまいました。
今日は思惑通りにカラマリキッチンをお休みした挙げ句、
地元をふらついてました。ラーメン食べたり、バス停を三周したり。
もし万が一、今日行こうと思ってたのにキッチンって方が、万が一いたら、
御免なさい。明日からは通常通り、はりきってキャスケット被ります。
このネタもそろそろ新鮮味がなくなってきたな、もう慣れてきたし。
被ってて当たり前レベルには到達したね、意外と早かったね。
誰も気に留めてないって話だね。そんな事言わずに、遊びに来て下さい。

えー、報告します。既にご存知の方も多いかと存じますが、
現在"KEMONOGARE"には、ドラムに強力な助っ人が。
サポートとして入ってくれています。勝手ながら、紹介させてもらおう。
宇宙的な変態を目指している彼の名は、ゲンキ、フロム、ブライアン。
どれが名前かわからないね、これじゃあ。
"BlieAN"というバンドのドラム"Genki"先輩、お願いします。
とあるライブハウスのセッションナイトに行ったところ、
彼が叩いてまして、おーかっこいいってなって、声をかけたら、
意外とこれがまた近所で、近所で宇宙的な変態を目指してて、
後日、白楽で待ち合わせてスタジオに入ったのだった。
出会いってのは不思議で、突然やってくる。いっつもそう思う。
しかし、バンドの存在を何も知らなかっただけに、
後からブライアンの詳細を知って、わりかし驚いた事は事実。
そしてその後ブライアンのライブを観て、これはもう度肝を抜かれた事実。
しかし、特に何のジェネレーションギャップもなく、快く引き受けてくれた。
ジェネレーションギャップってなんだろう。言葉の選び方がわからない。
結果的には、今後面白い事になってくから目が離せないという、事実。
で、昨夜のピープルジャムのレコ発が、
新生ケモノガレとしての初ライブだったわけで。特にコメントしないから、
良かったら、もし気になったら、次のライブに遊びに来て下さい。
ナベオ君のブログから頂いたこの上の写真、
偶然にもゲンキ君の姿だけ見えないしね、偶然にも。
だから、宇宙的な全貌を知りたい方は、是非。ここで告知!



2011.5.20.friday
FREEJAM at BarMOVE
LiveSessions Hosted by KOGANE KEMONOGARE
GuestLive // PeopleJam
DJs/// JEEET hashishimotoshingo
FOOD/// 8man Spice Dub Rockers

Time/ 21:00-26:00(-29:00 BarTime) Charge/ 1000yen(w/z 1D)

そう、ゲストはピープルジャムのフリージャム!
タイムテーブルとか、後々発表します。
ライブ自体は、終電に間に合うように組む予定です。
24時以降は第二部と称して、例のセッションタイム、やります。是非。

今回から、八幡太郎がフード出店します、八幡スパイスダブロッカーズ。
彼はたぶん、全身全霊でライブ以上の気合いで、これに挑みます。
世界中のスパイスというスパイスを知り尽くした男の、ダブロッカーズ。
なんでフードなのにダブロッカーズなのかは、全然わかりません。
でも、楽しみ。そんな盛り沢山だと思うフリージャム。良かったら是非!

2011/05/10

カラマリユニオンと明日のライブ。



最近、タイトルに困ってる。この作文のタイトルに、困ってる。
至ってシンプルにわかりやすく、間口は広めに。
もしくは逆に、思わせぶりなタイトルで興味を惹かせるか。
流行のキーワードなんか使ったらやっぱり検索なんかに引っ掛かって、
大勢の人に読んでもらえるんですか?もらえるって、
別にそこまで広範囲に求めてないからね。
書いてて楽しいから書いてるんだけど、
たとえ読んでいる人が二人だろうが三人だろうが、十人だろうが、
読んでいる人が存在するのならば、
それだけで意味を成すからね、この作文だって。ライブだって、そう。
しかし、いかんせんタイトルには何故か頭を悩ませるんですよね。
たぶん、ここぞって時の決めなきゃいけない感が、嫌なんですね。
春のカラマリユニオンが終わりました。
彩られた音が空間を包み込み、全ては許されました。ホントに?
写真は本番前、来るべき人達を表で待つベースマンこと八幡太郎。
このショットに特に深い意味はないのだけれど、
上手いこと撮れてるので、八幡太郎が喜ぶと思って載せてみました。
ドラムに再びマリコフのマリコさんを招いた、
我々ケモノガレアコースティックシンジゲートは、レコーディングがしたい。

さて、本題はここからです。過去も大事ですが、未来はもっと大事です。
そして現在は無我夢中です。突然ですが明日、ライブします。
記念すべきファーストアルバムのリリースパーティに呼ばれました。
5月21日のフリージャムが初披露の予定だった新生KEMONOGAREで、
やります。場所は溝ノ口という、行った事のない街。やった事のない場所。



最近の異常にレコーディングしたい欲求は、ここから始まった。
ピープルジャム、ダーティグルーヴ。明日発売のアルバム。
頭が回転してクルクル回る、怒濤の展開。
これでもかってぐらい仕掛けられた、アレンジという名の罠。
そしてそれを形にした、異常なまでの執念。
音楽に対するストレートな愛情が満ち溢れてるから、踊らずにはいられない。
あ、僕は踊れません。異常なまでに体が堅いから。
とにかく彼らは自分達だけで、およそ二年かけて、それをやってのけた。
凄いと思う。悔しい。レコーディングがしたい。時が来たら、やりたい。

だから明日のライブが楽しみで仕方なくて、今から寝れるかが心配で。
ちなみに我々の出番はラスト、22時頃。これも、楽しみで仕方ない。
わりと遅めだから間に合うと思うんだけど、だから、もし良かったら、
会った事のない場所で会いましょう。明日は、水曜日。

2011/05/07

"CALAMARI FREE ZINE"がスタート。



CALAMARI FREE ZINE vol.1 2011年5月8日発行

突然ですが、不定期にて、ジーンを発行します。ジーンって何?
未だにわかってませんが、言葉の響きに重点を置きました。
ローカルな新聞のつもりで、編集長さながらに発行していきたい。
今回は表面の一枚刷りですが、今後どうなっていくかは、未定です。
思いついたらまず始めないと気が済まないので、やりながら考えます。
カラマリの最新情報からお勧めのライブ、この辺は必須。その他に、
看板猫コマのエピソードを綴った今田Pのコラム”コマの手も借りたい”など。
対談やりたい。誰?って突っ込まれるぐらいローカルな対談。
お便りコーナー”髭マリオに聞いてみよう”は次回掲載予定です。
思いつきで、特にルールは設けずに、楽しみながら続けばいいなって思う。
入手場所はとりあえずカラマリ店内、外にもぶら下げます。
学生諸君は果たして手に取るだろうか。徐々に置き場所も増やしたいな。
まずは初回発行、5月8日、前回告知したカラマリユニオンの日ですね。
カラマリユニオンとは、ご近所同盟ライブを交えた親睦会。と言いつつ、
軽いノリのようで、意外と本気なアコースティックイベント。
ちょうど先程、マリコフのマリコさんを交えてのスタジオから帰宅しました。
新曲出来た。ケモノガレアコースティックシンジゲート、乞うご期待。
つまり、カラマリフリージーンも手に入るし、ライブも楽しめるし、
8日の日曜日は皆、繁華街を避けて白楽に遊びに来ればいいのに。
来ればいいのに!おっと、意気込んでしまった。
とにかく、動き出しました。来ればいいのに!お待ちしてます。